概要

小田原市南西部の箱根山麓の東南端部に位置したみかんを主体とする樹園地地帯を対象とした、予備設計・過年度詳細設計の精査及び土質調査及び道路詳細設計

業務内容

・設計
農道実施設計（石橋地区Ｌ＝612m）、擁壁・補強土壁基本設計（2ケ所）、逆Ｔ式擁壁実施設計（1ケ所）、大型ブロック積擁壁実施設計（5ケ所）、擁壁形式比較検討、大型ブロック積み擁壁、地山補強土壁、帯鋼補強土壁工法
・土質調査
ボーリング（φ66）33.0m（4ケ所）、標準貫入試験26回、解析等とりまとめ　1.0式

設計者より一言

本業務の対象は、小田原市南西部の箱根山麓の東南端部に位置した、みかんを主体とする樹園地地帯で、水路兼用道路の整備がされたのみであり、地区内を横断する幹線道路がない状況でした。そこで本業務では、予備設計・過年度詳細設計の精査を行い、再度、平面および縦断線形検討、路側構造物変更等の道路詳細設計を実施しました。本設計区間は、石橋地区におけるＬ＝612ｍの区間です。大規模となる盛土・切土擁壁については、土質調査結果に基いて擁壁形式比較検討を行った結果、大型ブロック積み擁壁・地山補強土壁・帯鋼補強土壁工法を採用しました。