• 里山整備
  • 兵庫県
  • 2018年

平成30年度 里山防災林整備基本計画調査業務

概要

大きな被害をもたらした平成16年の台風の教訓から、兵庫県下で平成18年から継続して行われている「災害に強い森づくり」の一環として里山防災林整備事業を行ったもの。本事業地は、長期間山林が放置されたことにより森林が荒廃し防災の観点から対策が必要な地区であり、主に集落の裏山を対象とした森林整備に併せて、簡易な防災施設の設置の整備を行い、里山の防災機能を高めることを目的としました。

業務内容

・里山防災林整備基本計画
現地調査、地形・地質・土壌等調査、環境調査、林況・植生調査、荒廃森林調査、荒廃地調査、総合検討及び基本方針の策定、森林整備計画、保全対象調査、避難マニュアル検討、地元説明会
・森林整備平面測量 2.93ha、事業境界確認 1地区

設計者より一言

本事業地は、長期間山林が放置されたことにより森林が荒廃し、民家裏では風倒による家屋への被害が懸念される危険木がみられ、防災の観点から対策が必要な地区です。調査地の地形・地質・土壌、環境調査、荒廃森林、荒廃地調査を踏まえて、民家裏の危険木の伐採、スギ・ヒノキ、放置竹林の本数調整伐を通した風倒木災害の軽減、林床の日照条件の改善と下層植生の育成を目的とした森林整備計画、並びに渓流の保全を目的としたカゴ枠工等による簡易防災施設計画を策定しました。また、減災支援では、荒廃危険地調査結果から、山地災害による被害が想定される保全対象エリアの分析及び集落裏山の危険度診断を行い、事業地に特化した防災避難マニュアルを作成しました。その後、地元説明会を開催し、地域防災能力の向上と自助意識の喚起を図りました。

業務名 平成30年度 里山防災林整備基本計画調査業務
分野 Ⅰ ~農村地域の発展と生産性の向上に向けて~ 里山整備
場所 兵庫県豊岡市但東町畑山字ヌカ谷地内
受注年度 2018年
発注者 兵庫みどり公社