キタイは、日本で培ってきた農業農村工学や環境保全に関する技術と経験を活かし、東南アジアを中心とした海外の農業農村が抱える課題の解決に貢献してまいります。
節水と温室効果ガスの放出抑制に配慮した環境配慮型水田水管理技術に関する共同研究
MARD(ベトナム農業農村開発省)をはじめ、IWE(水かんがい環境研究所)、京都大学と連携して、ベトナム農業にふさわしい改良型水管理モデルの構築を目指して共同研究に取り組んでいます。ベトナムにおいては、人口急増と急速な工業化の進展に伴う水需要の逼迫と地球温暖化ガスの抑制が重要な国家的課題となっており、特に水田での水管理がその大きな原因となっています。
キタイ設計は、農業者が自主的に管理できる水管理技術を導入するとともに、現地の皆様と一緒になって、水、地球温暖化ガス、稲の収量等に関する様々な調査を行うことにより、現地に最適な水管理モデルの構築を目指しています。